冨樫のとんがりブログ

人が「本当の自分」に気づくためのメッセージを発信しています

あなたが優しいのは その2

前回の続き。


前回の記事はこちら




主人公であり
遺伝子操作された人間


同じくコーディネイターであり
キラの幼馴染で親友のアスラン



この二人が、大きな戦乱の渦の中で
殺し合いをする


そんな流れを前回書きました。





実は重要な人物がもう一人います。




それがプラントの歌姫





ラクスは宇宙を
難破しているところを助けられます。


助けたのはなんと
主人公のキラが乗る母艦。
つまり地球軍です。



ラクスはプラントの歌姫。




ナチュラルがたくさんいる、地球軍の母艦。


当然、コーディネイターに対して
いい感情を持っていない人間もいます。




捕虜になったラクス。
丁重に扱うため
寝る場所も、ご飯もあります。



面倒を見ることを拒むナチュラルの乗員。

その様子を見た
複雑な気持ちになります。




そんな中、キラだけは
誰に対しても等しく接します。




ラクスの面倒を見るキラ。


ラクスは言います。

「あなたは優しいんですのね」




目を伏せ、言葉を濁しながら答えるキラ。

「僕は…コーディネイターだから…」




ラクスは微笑んで、こう言い返します。




でも

あなたが優しいのは

あなただからでしょう。







ハッとした顔でラクスを見るキラ。












なんてことのない、一場面です。



でもその言葉がキラに
真の平和とは何か
考えるきっかけになっています。


ナチュラルだから
そんな風に考えていても
何も進んでいかないんだと。





あまりにシンプルすぎて、拍子抜けしますよね。





実は、僕がこれ以上に好きな言葉があるんです。





次回、「思いだけでも」


お楽しみに!


追記

アップしました!