冨樫のとんがりブログ

人が「本当の自分」に気づくためのメッセージを発信しています

自分が持っていないものはあげられない

僕は自尊心も低く、自信もなく、いじめられて、卑屈になっていたこともありました。


そんな僕でも、人を励ますのは比較的得意だったと思います。


お前ならできるよ


そう言ってきたし、
そう思っていました。



でも僕の心の中には、ある思いがありました。



「おれみたいな最底辺の人間ができるんだから、お前にできないワケがない」



だから、僕は僕よりも結果が出せない人は、

「できないんじゃなくてやらないだけでしょ」

そう思ってました。




実際に、そこにポジティブな意味合いはなく、
中学生の僕は毎晩のようにパソコンでインターネット。


高校生になると、ネットゲームに溺れ

勉強も、スポーツも

何も努力していませんでした。



勉強は何故か学年で真ん中ぐらいでしたが、
スポーツは不得意で、体育の授業はスポーツをやればミスばかり。

当然同じチームの人は怒ります。



そして僕は「チーム」とか、「集団行動」とかがますます嫌いになりました。






悩んでる人、
ネガティブな人、
自信がない人



そんな人たちに自分を投影して、


励ましたい


そう強く思っていました。





でも当時の僕には、
自信も、
知識も、
経験も
確信も


もっと言えば
愛も
お金も
勇気も
生きる気力も



何もありませんでした。





例えば自分の所持金が
残り3円だとして、


どうやって人に
チロルチョコ
うまい棒
5円ガムを
ブラックサンダー

買ってあげられるんでしょうか。


かなり難しいですよね。



まずは自分がそのものを得るか、
それらを得る手段を得ないといけないですよね。



つまり持っていないものは、
与えることができないということです。







優しい人がたくさんいて、
思いやりの心もあって、

与えたいと思う人たちがいます。


本当に素晴らしいです。








でも、その優しさ"だけ"では、
誰かを救うのは難しいかもしれません。








時間なのか、

物なのか、

エネルギーなのか、

つながりなのか、



自分が持っていないものは、
あげることができないんです。





自分が持っていないものを
あげようとするのはやめましょう。


ますます欲しくなって、


苦しくなるだけです。



持っているものをあげるだけでいいんです。




小さなことから与え合う



その循環を繰り返すだけでいいんです。

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