神は信じないという驕り
僕は以前、とあるミュージシャンにこんなことを言われました。
神は信じない。
僕は信仰は自由だと思っているし、それについて間違っているとか言うつもりはありません。
ただ僕の人生を振り返ると、
あの時も
あの時も
あの時も
全て今に繋がっているんだなと感じます。
そしてそのタイミングには、必ず人との出会いがありました。
それ以外にも、作詞作曲をしていると、とても自分の思考では生まれてこないような言葉が沸いて出てくることは、たくさんあります。
歌っていてもそうです。
歌っている時、確かに歌っているのは僕自身ですが、何かに操作されるように歌っていることはよくあります。
僕は神道を信仰しているので、神様を信じています。
神様を信じないという人は、恐らく神様だけではなく、他にも信じていないものがあるはずです。
そして、見えないものを信じない人は、ある時、ある瞬間、起こる出来事全てが
自分の力
と思っているのかもしれません。
僕は不思議な出会いを何度も経験しました。
僕の人生を変えてくれた友人。
たった一通の、見知らぬ方からのメッセージが始まりでした。
それが果たして僕の力でしょうか。
全くそうは思いません。
この宇宙は全てが必然です。
ただベクトルは
全てを信じるか
全てを信じないか
どちらかしかありません。
全てが自分の力だと思うのは、
とてつもない驕りのように感じます。
大切なあの人も、
好きなあの人も、
尊敬するあの人も、
全て意味があって生まれてきています。
そしてその人達がいなければ、
今の自分はありません。
そう考えると、
僕は神様を信じずにはいられないのです。